承継コラム vol.16

「決めたことは必ず実行」


簡単に決めることができる人、なかなか決められない人、決めたことが守れない人、決めたことを貫き通せる人、人間様々です。決断力や実行力はリーダーことに経営者においては必須条件です。物事を決められない、あるいは実行力のない経営者は失格です。なぜなれば、決断力がないということは、元来経営そのものが不安定の上に更に不安定な状況を重ねて創っているからであり、また実行力がないということは言わずもがな成果に結びつかないからであります。これでは社員は何を頼りに仕事をしてよいか、常に迷いの世界の中にあって右往左往しなければならず、成果は上がるわけがありません。

組織を束ね、成果を上げていくためには、経営者には次の七つの条件(7ション)が必要です。

  1. VISION(ビジョン、夢、希望):ビジョンを描く(志を抱く)
  2. CONSIDERATION(熟慮):熟慮する
  3. DECISION(決断力):的確な決断をする
  4. PASSION(情熱):情熱をもって事に当たる
  5. CONVICTION(信念、確信):信念をもつ
  6. TRACTION(牽引力):社員を導き牽引する
  7. ACTION(行動力):実行する

夢を描き、熟慮してこれをやると決断したら、情熱と信念をもって社員を牽引動かし、実行する、これが経営者の条件です。

 

事に当たって、真剣に全精力で臨まなければなりません。意外に重要な仕事はミスが少ないものですが、小事は頻繁にミスが発生しやすいものです。これは高をくくって腹が据わっていないため、安易な心にスキ間が生じ起こるものです。ライオンは百獣の王と言われますが、狙い定めた獲物はどんなに小さなものでも、全精力を傾けて仕留めるそうです。一回一回が生きていく上での戦いなのです。「事は小なりといえども為さざれば成らず」(荀子)なのです。目標を定め、熟慮断行し、情熱をもって、あらゆる知恵を総動員し、信念を持って行動する、これが成果の道です。

 

我々の仕事を振り返ると、成果が上がっていない時や日常の仕事においてミスを起こすのは、これらの条件の何かが欠けていると思われます。もう一度自分の仕事習慣やパターン、経営への取り組み姿勢を見直して、どこに問題があるか考えたいものです。


以上
創新事業承継プロジェクトチーム 代表 公認会計士・税理士 高良 明

主催 : ㈱創新  事務局: ㈱とんがりコラボ TEL: 03-6843-0070 FAX : 03-6843-0069 E-mail : info@toncolla.com