事業承継について問題意識をもっている経営者は多いと思いますが、具体的にはどのような準備をおこなっているのでしょうか。
商工中金が2008年11月に実施した「中小企業の事業承継に関するアンケート調査」の中に次の調査結果が掲載されています。

このデータから、各企業が具体的施策として「後継者の教育」を優先的に実施している状況が伺えます。企業経営は「ヒト」特にトップの力量がその将来を左右するといっても過言ではありません。現経営者が一番頭を悩ませているテーマであろうと思われます。
ただ、「事業承継=後継者教育」ではなく、上記項目に見られるように、そのテーマは多岐にわたります。
中小企業の特徴として、企業と代表者の関係(特に事業資金面において)が密接であるという現状があります。
自社株の計画的譲渡、事業資金計画、そして相続対策等、いずれも対策には計画性と時間を要する課題です。これらが後回しにされている現状は、承継後の経営に多くのリスクをもたらす可能性があります。
企業は「ヒト・モノ・カネ」が重要な要素であるといわれます。
事業承継問題についてもこの例外ではなく、これらのバランス(調和)が重要ではないでしょうか。


