承継いろは vol.20
長寿企業(創業100年以上)への道

この100年間での主な出来事、90年前の関東大震災、83年前の世界大不況、 第二次世界大戦、オイルショック、バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災、未曾有の円高…
目先には、中小企業金融円滑化法の期限到来、これからの人口の急速な減少(少子高齢化)、 財政基盤の崩壊、競争の激しいグローバル化での戦い…
この厳しい環境を生き残り、勝ち残るのが経営である(経営とは存続である)。
100年・200年・300年…と存続を目指す企業には、いくつかの大切な共通ポイントがある。

1.本業に肚を括ることである
目先の利益に惑わされることなく、我社が培ってきた信用・信頼・技術・製品・サービス…
等にさらに磨きを掛け、極めることが必要である。
儲からないからもうかる分野にと考えがちであるが、 儲かる分野はそれだけ競争が激しく、強敵も多いことをゆめゆめ忘れないよう

2.理念・使命に一心不乱に生ききること
我社の存在理由は何か?
この仕事の真の目的は何か?を自問自答し、使命感を 持つことが何よりも大事である。
理念の浸透には、まずトップ自身が、 どれだけ真剣に本音で理念を生きているかによる。

3.強い強い強烈なビジョンを持つこと
5年後10年後こういう状態を作りだそうという、だれよりも強い強烈な夢を持つことが重要で、決してその夢を諦めないこと。
一歩一歩着実 ・確実に歩を進めていく努力が肝要である。

4.とんがりを持つこと
とんがりとは、他社が真似しようと真似のできないこと。
また、真似をされてもダントツにレベルが高いこと。
製品・技術・システム・サービス・笑顔…
等何でも良いが、とんがりがあればある程、強い企業と言われる。
これから、存続するには、とんがりが絶対に必要となる。とんがりがないと価格勝負になってしまう。
安易な値下げは、自分の手で、自分の首をしめるようなものである。

5.トップを中心に全社員の結束・一体化を強めること
全員の衆知を集め、全員一丸となっての燃える集団を作れば、鬼に金棒である。
それには、人徳・人望のある経営者の基に、如何に社員を大切に扱う環境と育成システムを作れるかである。

6.資金力
安定・バランスのとれた収益力・財務力・資金力が、存続にとっては大きなポイントである。
計数感覚に鋭くなり、成り行き経営、勘による経営から、バランスの取れた経営が必要である。

まだまだ100年企業への経営のポイントはたくさんあるが、
ようは、人・モノ・金(企業の三要素)の強い企業でないと生き残れない。

小さくてもよい、バランスの取れた強い企業(小規模大企業)を目指す事が肝要である。
次代を任せる後継者には、今から上記のことを1つ1つ認識・実践させることが、 遠回りのようだが、一番の近道だ。
以上
創新事業承継プロジェクトチーム 経営コンサルタント 高良 高

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