承継いろは vol.23
「社長業とは」

社長業とは何か?

事業承継において大切なことは、「社長」という職業をどのように捉えるかということであり、「社長業」の定義がまずもって必要であります。
その捉え方によって、会社の命運がかかっているといっても過言ではありません。

社長は会社で一番偉い人、会社で一番多く給料がもらえる人、会社で何でもできる人、といったような考えの社長では、到底会社の承継並びに存続は難しいでしょう。「親苦、子楽、孫乞食」の戯れ言葉のように三代目で没落するのは必定でしょう。

それでは一体「社長業」とはどういうものでしょうか、次の四つがあります。

1.代表者の役割(企業の顔)

企業は社会の公器として社会的責任を果たし存続する義務があり、その代表者としての顔。

2.企業設計者としての役割(企業の頭)

企業のビジョン、方針やグランドデザインを描き、方向性を明示する設計者としての頭。

3.企業の教育者としての役割(企業の心)

「企業は人なり」企業のあり方、やり方を指導し、人を育てる教育者としての心。

4.組織リーダーとしての役割(企業の身体)

身体をはって率先垂範、本業に徹し、成果を上げるリーダー。

このように社長業を四つに分類しましたが、要は人間の経済活動としての組織をいかにまとめ、いかに成果を上げ、企業を存続させるか、顔から身体全体にわたって全身全霊を傾けていかなければならない辛いお仕事なのです。

以上
創新事業承継プロジェクトチーム 代表 公認会計士・税理士 高良 明

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