承継いろは vol.46

「事業承継のポイント」

 

企業経営とは、一言で定義すると“存続”である。5年、10年で淘汰される企業は経営をしているとは言えない。しかし経営は自然災害、不景気、社会変動、取引先の倒産、社員の不祥事、リコール…等々、存続していくには並大抵なことでなない。起きないかもわからないが、事前のリスクマネジメントは絶対に必要なことである。

経営上の課題として必ずやってくる大きなテーマがある。それは、事業承継である。 必ずやってくると同時に時期や内容が予測可能であるので事前対策がとりやすいが、あまり上手いっている企業は少ない。

日本人の健康や寿命が延びているせいか、経営者の引退年齢も遅くなり、経営者交代の時期も経営者が70歳代になってからが多い。上手く承継できればよいが、承継できずに廃業する企業も最近は多い。その理由は、適当な後継者がいない。息子・娘に継ぐ意思がない。又、承継者がいたとしても事業に将来性がない。経営者としての資質・能力がない。相続税・贈与税の負担も大変、親族間での争いもある。借入金の個人保証の引継ぎが困難、後継者による自社株式の買取りが困難…等々、課題は山積みである。

事業承継をスムーズにやっていくには、
1、 現経営者が事業承継の重要性を十分理解すること
2、 事業承継の計画的取組の必要性を十分理解すること
3、 事業承継の現状を十分把握し、事業承継時に予想される問題点を整理してまとめておくこと
4、 事業承継をしていくことに意を決し、覚悟した後継者の決定をすること
5、 事業承継の計画を立案すること
(経営的・法務的・税務的と多方面からの検討立案が必要なので、事業承継専門家のアドバイスが必要となる:税理士、会計士、弁護士、司法書士、経営コンサルタント…)
6、 現経営陣、後継者との意思疎通をはかり十分な打ち合わせを行うこと
7、 事業承継計画の実行は、なすべきことを一歩一歩、着実 確実に焦らず慌てずに実行すること
(P-D-C-Aのサイクルを常に確認しながら進めていくこと)

以上

創新事業承継プロジェクトチーム 経営コンサルタント 高良 高

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